AEDの必要性と救われる命の確率って?

2015年は一般的にもAEDが普及し始めて11周年となりますが、
今だに導入されていない施設や事業所もたくさんあります。

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高い費用が掛かるのでなかなか導入に踏み切れないという事もあるようですが


「AEDが本当に必要な物か?」
という
点でも認知されてない部分があるようです。

 

もしあなたもAEDの導入を検討中であれば、こちらのページで「AEDの必要性」についてご紹介しますので、参考にして頂ければと思います。

心臓突然死を防げるAED

急な心臓の異常によって起こる『心臓突然死』ですが、1年間でなんと
6万人の方が心臓が
原因で突然亡くなられていると言われています。

1日で160人以上と考えると、かなりの人数です。

そして心臓突然死の大半が心臓が痙攣して不整脈を起こす『心室細動』によるものだそうです。

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心室細動は心臓に疾患のある方がなる訳ではなく、健康な人でもなる可能性があり突然死を招きます。

そんな心室細動は電気ショックを与えることで正常な状態に戻すことができますが、心室細動が起きると助かる確率は1分ごとに10%低下していきます。

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つまり一刻も早い電気ショックによる処置が必要なのです。

救急車が来るまでは全国平均で7分ほど掛かると言われているので、待っている余裕もありません。

そんな1分1秒を争う状況の中で頼りになるのがAEDです。

AEDには心室細動が起きた際に、電気ショックの必要があるか判断する機能があり、必要であれば電気ショックによる処置を行うことができます。

早く処置ができればその後の後遺症や回復にも差が出てくるので、
AED使用による早急な
処置は効果的ですし重要なことだと言えます。

このように、AEDは私たち一般市民でも扱える救命器具として心臓突然死を防げるものです。

AED使用によって多くの命が救われています

心室細動を正常な状態に戻す(除細動)AEDですが、実際にどのぐらい使用されて効果があったのか調べました。

少し前ですが、2010年のデータでは急な心停止で人が倒れた状況でAEDが使われたケースは667件で、そのうち45%もの方の命が救われていることが分かりました。

AEDが使用されたことで半数近くの方が電気ショックにより心臓突然死を免れており、多くの方が救われているのです。

AEDが無かったらもっと多くの命が失われている事を考えると、
その効果はかなり大きいのではないでしょうか。

もっとAEDが使われれば…

ここまでAEDが心室細動に有効な手段だという事をお伝え
してきましたが、実はまだまだAEDが使われない状況もあるのです。

心臓の異常が原因で人が倒れた現場で、AEDが使われた
ケースはたったの「3.7%しかない」というデータがあります。

AEDの普及が進む中で実際に使われたケースが少ないのが疑問に思いますが、もっと使用されていれば救われた命もたくさんあったはずですよね…。

近くにAEDがあったのにも関わらず、「なぜAEDが使われないのか?」

その訳について調べましたので、こちらのページからご覧ください。

 AEDの不具合でいざという時に使えない!?
 AEDがあっても使用例が少ない理由って…